楽譜のご紹介
「3年目の浮気」は昭和で言うと57年の作品です。西暦では1982年でした。まだ、昭和っていつまで続くんだろうと想っていた時代です。ちょっと今の常識からすると、少し野蛮さが残っていた時代です。この年に、ホテルニュージャパンの火災がありました。スプリンクラーなどは今は付いていて当たり前ですが、それが一流ホテルにして付いていなかったというか、飾りとして付いていただけで機能せず、被害を拡大させたという事件でした。その経営者の態度というものが大問題になりました。
しかしながら、その数年後も地方の百貨店などでも大規模の火災が起こり、今度は防火扉にものを置いて、閉まらなくなっていたと言うのが原因でした。私も、社会人でしたので、毎年の消防訓練やら、消防査察などを受けましたが、どうもわざとらしい訓練と、事前に立ち入りの日を通告するような柔い査察だったことに、コレが世の中の仕組みなのかとまだ若かった私には不思議に思えました。
また、ちょうど夏頃、三越のワンマン社長、岡田氏が取締役会で解任されたというのもありました。この年のおしまい近くには、鈴木善幸さんから、中曽根さんに総理大臣が替わっています。500円硬貨の発行や年末に初のテレホンカードが発売されています。
今はもう過去の番組になりましたが、この年に『笑っていいとも』が始まっています。地方出身者がこの番組を目当てに、新宿アルタに行くと言うことがありました。
そんな年の真夏の8月21日にこのレコードが発売されています。この当時は、まだレコードかカセットテープの時代です(この年初めてCDが発売されます)。ヒロシ&キーボーによるものが有名ですが、競作でもあります。セールスとしては、トータルで、130万枚の大ヒットでした。しかし、歌詞の内容から、NHKの紅白には出られなかったそうです。
なお、ヒロシこと黒沢弘さんは、黒沢年男さんの弟です。男ばかりの4人兄弟で3番目なのだそうです。
作詞作曲は佐々木勉氏で、「いつまでもいつまでも」やムード歌謡では、ロス・インディオスの「別れても好きな人」なども作曲しています。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
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