楽譜のご紹介
1967年昭和42年9月のリリースでしたが、当時の演歌によくありがちなことで、その年ではなくて翌年にヒットしました。題名は当初は、『小樽の人よ』ということではなかったようです。『電話で愛を』という題名でしたが、ちょっとパンチが足りないということで、『粉雪のラブレター』ということになったそうです。しかし、これもぴんと来ないものです。こうして考えると、映像としてはっきりとしたイメージが生まれるようなものでないとヒットしないのかもしれません。没となった題名には、明らかにそれが欠落していたのでしょう。さらに、題名が変わったということで、小樽市の強い要請があり、歌詞の中にも地名を入れるなどし、マイナーチェンジがあったのだそうです。
昔からご当地ソングというのはありましたが、北海道では、北島三郎さんの『函館の女』が最も知られている曲だと思います。それも意識して、この曲のこの題名になったということです。その後もご当地ソングはたくさん出ましたが、中には森進一さんが歌った『港町ブルース』みたいに、全国の港、港を歌うような欲張ったものもありました。その歌詞の中には、宮古、釜石、気仙沼の名前も出てきて、3.11の時には、あの釜石かとあらためて、思い出しました。
話はそれましたが、この歌の作詞は、池田充男さん、作曲はリーダーの鶴岡雅義さんです。では、ちょっと楽譜を見てください。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
もともとがギターの伴奏のところで、それをトランペット用に楽譜にしてありますので、ちょっと忙しいかもしれませんが、ギターの曲というのは意外とトランペットに合うような気がします。
楽譜販売のご案内
こちらの楽譜は楽譜販売専門サイトPiascoreのこちらで販売中です。見本の楽譜はトランペット用ですが、アルトサックス、フルート、トロンボーンの楽譜もございます。