【トランペット用ソロ楽譜】昭和歌謡シリーズ 『おもいで酒』小林幸子

楽譜のご紹介

　私のいとこに割とかわいい顔をした女の子がいました。いとこの中でも最年少で、実父であるおじさんもかわいがっていました。そして、歌手の物まねがうまいということで、結構、みんなの前で歌っていました。本人はどう思っていたのかは知りませんが、おじさんはかわいさのあまりか、何かにつけ、おもちゃのマイクを持たせて歌わせていました。

　私は小林幸子さんを昔から、よくは、知りませんけれど、知っています。天才少女ともてはやされて、小学生の時にデビューしたということをテレビで当時見たことがあります。そのときに、そのいとこに感じた痛々しい感じを子供心に感じていました。しかも小学生で仕事をしているということです。毎日、疲れ果てるまで遊んでいた小学生の私にとっては、想像できませんでした。

　ヒットがずっとなくて１５年以上たって、やっとこの曲によって、ヒットすることになります。その時の印象は、まだ、やっていたんだということです。私が就職し、仕事をはじめ、そのタイミングでヒットですから、その間、中学、高校、大学とずっとやっていたのだということで、ちょっと想像できませんでした。まあ、そんな感想はどうでもいいので、楽譜をちらっとご覧ください。

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演奏例