楽譜のご紹介
この曲は、1985年昭和60年のリリースでした。1985年8月30日から放送されたTBS系テレビドラマ『金曜日の妻たちへIII・恋におちて』主題歌ということで、かなり耳にしました。しかし、このドラマ自体はほとんど見ていません。30代半ばになっていたので、仕事がいそがしくて、見ることはまずなかったのです。
この時代は、そろそろ、バブルへ突入かというような時代でした。消費も団塊の世代がけん引し、力強いものがありました。そんな団塊世代の暇な(?)主婦のメロドラマという感じで、この曲の感じとぴったりだったのでしょう。この時代に私が感じたことは、その前の時代の節約、効率、合理性というようなものが徐々に無視されて、浮かれ始めた時代という感じです。その後、バブルが始まると、箱もの行政に代表されるようなことが、形は違えども、一般企業の中でも散見されたのでした。
金曜日の妻たちへというドラマのせいではないでしょうけれど、バブルがはじけると途端に離婚率が上昇しました。それまでの倍くらいになります。そして、それは、失業率とリンクしました。これは、職場で私も感じていた内容で、パートの採用などをしていると、子持ちの離婚後の主婦が面接にそれまでないような比率で、応募してきました。中には、そういった窮状を涙ながらに、訴えて何とか採用されようとする方もおられました。
この曲がヒットした時には、そんなことが数年後に来るなどということはあまり考えられなかったことだろうと思います。この曲を聴くたびに、あのバブル前後とその後を思い出します。ということは、別にして、さっそく楽譜をご覧いただきます。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
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