【奏法さすらい記】トランペットで高音を出すということのヒントはあるのか?

奏法さすらい記

私がもっぱら取り組んでいるスーパーチョップスですが、日本でその流れをくんだプロがいるのかどうかわかりません。ということで、独学になします。しかも、教科書はあるものの、全部英語で細かいニュアンスがなかなかわからないという欠点があります。一般的にスーパーチョップスというと、高音を出すための技法というように思われがちですが、全体を読むとそれは受け取る側によって違うのではないかとも思います。スーパーチョップスを大きなあごという訳をしている人もいますが、それもどうかと思うし・・・。チョップスは楔(くさび)です。舌の状態を表しているのではないかと思っています。

中音域をこの理論でやることは比較的なれればすぐにできると思います。しかし、どうも高音域に行くに従って難易度が上がるように思っています。そこで、又、いつものように、再度『Trmupet Secret』という本を読み返し、高音域がどういう表現になっているかというのを確かめてみました。

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全部をここで紹介するわけには行かないですが、ある一文があって、それがどうも理解しがたかったのですが、そのまま信じてそのまま今実践しようとしています。この本はスーパーチョップスを5段階で説明していて、その4番目のところが、まさに高音域を楽に吹くためのコツというものでした。その一文が『Place your toungue all across your mouth』なんです。

だいたい、多くのトランペットの解説で、横向きの口の構造を示したものはたくさんありますが、正面から見ると、口の中はいったいどうなるべきなのかというのは、なかなか判りにくい。正面から下の図を見た場合、舌はかなり横に広がっていて、この説明のように、高音の時にはオールアクロスとあるので、唇の全てに舌が接しているという状態となるということだと思われる。ということで、明日の練習の課題としてやってみます。もちろん、高音域のスピットバズはすでにこの要領で実施しています。どうなるでしょうか。(それと、下の歯と下唇がくっつく状態は良くないともかいてます)

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