楽譜のご紹介
村下孝蔵の『初恋』は、1983年2月25日にシングルとして発売されました。この曲は、村下にとって最大のヒット曲となり、オリコンシングルチャートで最高3位、年間14位を記録しました。また、TBS系の音楽番組『ザ・ベストテン』では、6週間にわたってベストテン入りし、年間ランキングで6位になりました。
この曲は、恋心を抱いた若者の切ない感情を歌ったもので、歌詞は村下が広島での苦難時代に娘とよく遊んだ小学校の校庭や、当時ソニーでデビューが決まった三田寛子をイメージして書き直したと言われています。三田寛子もこの曲をカバーし、花王トニックシャンプーのCMソングになりました。この曲は、ライブやコンサートでは必ず締めの曲に使用されており、村下の生前の歌声に合わせて観客がコーラスすることが恒例となっていたということです。
私は全然知りませんでした。というか、曲だけは知っていましたが、だれが歌っているか、など全く社会人にもなっており、仕事も忙しく、テレビも見ていなかったので、知ることはありませんでした。
この年、話題の番組は『おしん』であったようですが、何年かたって知ったぐらいでした。そんな中で、ちょっと気持ちが悪いというか、よくわからない事件として、『戸塚ヨットスクール事件』というのがありました。今ならば、絶対に許されないような根性叩き込み教育を行う側と、それを受ける側と、どちらも理解できず、どう決着がつくのか全く理解不能というのが、とてつもなく気味が悪い感じがしました。ちょっとロス疑惑事件に似た、あいまいさが常にあったように思います。
そんな時代のこの歌は、ちょっと私からすると、木っ端ずかしい気がするものの、曲と歌声が気に入っていました。どちらかというと、『踊り子』のほうが好きですが…。
下の楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
楽譜をクリックすると販売サイトへ飛びます。
楽譜販売のご案内
こちらの楽譜は楽譜販売専門サイトPiascoreのこちらで販売中です。フルート、アルトサックス、トロンボーンの楽譜もこちらで販売中です。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます