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【奏法さすらい記】肺活量が多くないとダメでしょうという質問

 
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【息の吸いすぎはよくない】
いつものように、公園で練習していて、何度か聞かれる質問が『肺活量』についてです。肺活量については、大きいほうがいいかどうか、はっきり言ってわかりません。ただ、その点はスーパーチョップスの提唱者のカレは、息を吸いすぎることはよくないといっています。過剰に吹き込みすぎることで、正しい音を作ることを妨害するというようなことが書かれています。普通に息を吸うぐらいでいいのだとも著書に書いてあります。つまり、あんまり、肺活量の多い、少ないは関係ないみたいです。

【しかし、息の支えは必要】
しかし、以前紹介したクラークの最初の練習のクロマティックを吹くのにはそんな息の吸い方で吹ける気がしません。でも、結果的にかなり長いパッセージをPPでテンポもかなり速い指示があるので、スーパーチョップスと同じで、力づくでは吹き切れません。つまり、必要以上の音量で練習をするのは少なくとも音を出すという段階ではよろしくないということなんだと思います。
肺活量は確かにもっとマウスピースのでかい楽器については、有効なのかもしれません。息の支えもトランペットではごまかせても、トロンボーン以上の楽器ではシビアになると思います。トランペットを吹いていて、たまに極端に姿勢の悪い人を見かけますが、それでも吹けてしまうのもトランペットだと思います。逆に姿勢の悪いままでチューバを吹いたらどうなるか、簡単に想像できます。すぐにグタグタになるでしょう。

【息の支えの前提は正しい姿勢】
トランペットのような小さなマウスピースに過剰に息を吹き込むのはどうかと思いますが、だからといって息の支えとなる姿勢を乱していいことにはならないということだと思っています。肺活量をうんぬんするならば、その前に姿勢が正しいかを問題にするべきとも思います。たとえれば、姿勢が悪いとサスペンションなしの車に乗るようなものではないかと思います。スムースに滑らかに演奏するには、効率的に肺を使えるように枠組みを作るということが必要な気がします。

また、腹筋を鍛えたほうがいいのかどうかですが、今どきならば、体幹を鍛えるべきだとおもいます。それは、トランペットを吹くための正しい姿勢を維持できるようにするためであり、肺活量を増やすためではないと思います。なんて、偉そうですが、実は体幹トレーニングを1年半ほど実施して、私自身が感じた感想です。純粋に体を鍛えるために始めたのですが、知らないうちにトランペットを吹く姿勢が悪くなるということがなくなりました。また、日常的な歩く姿勢や階段の上り下りなども、楽になったのが感じられます。(ウォーキングだけでは感じられない変化で、筋力トレーニングだけでも、得られない全体のバランスが取れてくるという効果です。)

体幹トレーニングは2日に一度実施しています。プラス、数か月前からタバタ式トレーニングを週3回やっています。こちらは始めたばかりなので、成果が出てきたらまたご報告したいと思います。もちろん、トランペットを吹くのにどう影響するか、の視点が中心になります。(その結果のご報告→60代半ばにはきつすぎる田畑式です。今はラジオ体操→スロトレ→体幹トレーニング→ブルワーカー、アイソメトリック→筋膜トレーニングのコースで、土日を除く5日間実施。1回あたり約1時間となっています。徐々に強度を増すところが今のところいいみたいです)
私がやっている体幹トレーニングの教科書はこちらです。この本の中の最後のトレーニングが1年かけてできるようになりました。

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【追記】この記事を書いてから、ほぼ2年後の現在の状態です。腰回り・臀部の筋肉がついてきた(締まった)ことと、腰のわずかな曲がり(たぶん猫背につながるような腰のまがり)が改善され、通常の歩行でも、臀部・腹筋にも力を入れることができるようになしりました。ただ、若い時には、1か月でついた筋力も半年ぐらいかかるような感じです。また、2,3週間休むだけで、普通にやっていたトレーニングがとてもきついトレーニングになります。それが、老化ということなのだろうと思います。少しでも、長くラッパが吹けるように、これからも続けていき、数年たつとどうなるかも、検証したいと思います。つらいときには、強度を落とすか、自分が野良仕事をする農夫なんだと思い込んでやることにしています。

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