楽譜のご紹介
前回の1964年のオリンピックの時には、それはそれは、痛快な時間を過ごしたことを思い出します。そんな前回の花形だったスポーツは、いろいろありますが、やっぱり、女子バレーの東洋の魔女でしょう。大松監督のもとに、超スパルタでやられた練習が、回転レシーブを生み出すという物語は全国民が知っていたことです。そんな、苦労の果ての涙ありみたいな浪花節的な筋がすべての人を感動させるのでした。
そして、当然子供たちは、そんなヒーロー・ヒロインにあこがれることになります。私なんかも、体操ニッポンの金メダルに触発され、跳び箱を山下とびのような感じで飛んで、得意になったり、バク転を何度も練習しできるようになったりと、それまで運動なんかにあまり興味のない子にまで相当の影響がありました。一般的には、その後のママさんバレーブームもその当時を子供で過ごした世代が多いのではなかったかと思います。
そんな流れの中、1970年発売とちょっと時間がたっていて、どうかなあと思ったときに、このアニメがテレビで放映されていました。あんまり興味もなかったし、むしろ『あしたのジョー』や『巨人の星』のほうが身近に感じました。男の子だったせいかもしれません。反対に、女の子にとって、巨人の星はどう映っていたのか、ちょっと想像できません。そんななかで、『苦しくったって~』で始まるこの曲はやはりちょっと違和感がありました。ただ、女の子独特の意地悪そうな先輩や同僚というドラマ仕立ては、やはり永遠のテーマなんでしょうか。そんなことはいいとして、さっそく楽譜をちらっとお見せします。(楽譜は2種類の調で歌われていますので、2ページにしています。)
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この楽譜は、楽譜専門販売サイトのこちらで販売中です。楽譜の見本はトランペット用ですが、アルトサックス、フルート、トロンボーンの楽譜もございます。
2ページ目の楽譜です。