楽譜のご紹介
この曲は、1966年昭和41年10月15日リリースされました。 この曲はシングルレコードのB面であり、A面は「夜空を仰いで」でした。「夜空を仰いで」はかなりTVでも歌われていて、印象に残っていましたが、こちらの曲のほうは、それほどでもなかったように思います。しかし、割と渋い感じが当時から好きでした。
そして、最近、ふと気が付いたのが、この曲とよく似た曲があることです。音楽の専門的なことはわかりませんが、まるでその曲の裏バージョンのような気がするのです。それは、ワイルドワンズが同年に出した「思い出の渚」です。たしかにそうですが、この曲と同時ぐらいのタイミングで発売されていますので、どちらがどうとも言えないし、まして表面的にはまるで別の曲ですので、いわゆるよく似たとまでも言えないような曲でしょう(気のせいですが、サライはWe are the worldに聞こえたりします)。
しかし、そのテーストが私には陰と陽の関係のようで、興味深いと思われるということです。作曲はもちろん、加山雄三さんが弾厚作として作った曲です。作詞はいつもの岩谷時子さんということです。
それと、ちょうどこの年に割と話題になったテレビドラマがありました。それは、「若者たち」というドラマでした。「君のゆく道は、果てしなく遠い…。」というやつですが、それと切り取り方がよく似た感じの曲のようでもあります。
このドラマは同年の2月の初めから9月ごろまで続き、1960年代から1970年代初頭まで、歌もよく歌われていました。数年前に、このドラマを題材に同名のドラマがあったようですが、全く時代が違うのでまるで興味がありませんで、みませんでした。まあ、そんなこんなのこの曲ですが、ちらっといつものように楽譜をご覧ください。
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演奏例
でこちらが、ワイルドワンズの
さらに、こちらが「若者たち」