【トランペット用ソロ楽譜】昭和歌謡シリーズ 『思秋期』岩崎宏美

楽譜のご紹介
1977年昭和52年9月5日のリリースでした。この時代の9月は、現時点(2020年)のそれとは明らかに違いました。8月のお盆を超えた時点ぐらいから、首都圏でも熱帯夜から解放され、9月ともなれば秋めいてくるという感じで、これからしっとりとした秋を感じながら生活できる、ある種の喜びとあんなに輝いていた夏からいつの間にか時が移っていくという寂しさを感じる時期でした。
今は、夏が来たー、そしていきなり冬になったーみたいな、変動が激しくなっていますが、その昔はもっとゆっくりしていました。今はいきなりびんたを食らったように季節が変わります。昔の季節がもっとゆっくり流れるそんな時代にこの「思秋期」という曲がありました。作曲は三木たかしさんで、作詞は阿久悠さんでした。詞の内容に撃たれた岩崎宏美はレコーディングの時に何度も泣いてしまい歌えなかったといいます。
それもそうでしょうが、当時はこのような感じの洋画のテーマ曲などがBGMとして、盛んに街に流れていました。そんな流れもあってのこの曲という印象で、ある種懐かしさを感じじます。ということはいいとして、楽譜をちらっとご覧ください。
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