楽譜のご紹介
美川憲一『さそり座の女』という曲は、1972年に発売された美川憲一の25作目のシングルです。元々はB面曲として収録される予定でしたが、美川憲一が気に入ってA面に変更されました。歌詞は、さそり座の女性が男性を振り回す様子を描いています。この曲は、美川憲一の代表曲のひとつとなり、NHK紅白歌合戦でも7回歌われました。また、コロッケや石原さとみなど、多くのアーティストにカバーされています。
また、この曲のさそり座というのは、ご本人の星座でもあり、この歌の衣装を自ら考え、これを契機に、従来の男装から、中性的な衣装になったということです。
生まれは、1946年5月15日に長野県諏訪市で生まれたそうで、その近くに仕事で住んでいたことがあったので、意外な感じがしました。どちらかというと、静かで落ち着いた雰囲気の地方都市です。本名は百瀬由一です。といわれると、確かにこのあたりに多い苗字です。
最初は、1966年に「柳ヶ瀬ブルース」が大ヒットしました。その後も「釧路の夜」「おんなの朝」、そして、この曲などのヒット曲を出しましたが、1977年と1984年に大麻取締法違反で逮捕され、人気が低迷しました。法律の条文には、以下のようにあります。
第三条 大麻取扱者でなければ大麻を所持し、栽培し、譲り受け、譲り渡し、又は研究のため使用してはならない。
2 この法律の規定により大麻を所持することができる者は、大麻をその所持する目的以外の目的に使用してはならない。
たまに、このことで芸能生活を破壊される人というのがたくさん出てきました。これで、見事に復活できたのはどうしてでしょう。ほかにも数人、復活しています。もしかして、「譲り受け」「譲り渡し」はいけないので、それで捕まって、使用はしていなかったのではないか。昔のことだから、だまされた、はめられた、そんなのもあるのかもしれません。
1989年にものまねタレントのコロッケと共演したことで再注目され、バラエティ番組などにも出演するきっかけとなったようです。
楽譜は、トランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでします。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
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