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昭和歌謡メロディー譜 『お座敷小唄』和田弘とマヒナスターズ

楽譜のご紹介

1964年昭和39年8月のリリースでした。東京オリンピックの直前です。もともと作詞作曲者不明の曲とされていました。それをそれ以前に日本ではやったドドンパのリズムに載せて発表したのです。

ドドンパというと、東京ドドンパ娘が有名で、このブログでも楽譜をご紹介しました。この曲はいろいろ言わく因縁付きの曲で、同じメロディーで、売れてはいませんでしたが、2回ほど他の歌手がレコーディングしています。また、これは自分が作曲した曲だとしたものが2人出てきて、訴訟沙汰になっていますが、どちらも棄却されました。しかし『籠の鳥エレジー』に似ているということで、作曲を、陸奥明としているところもありますが、原曲を聴くと『琵琶湖周航の歌』に似たような感じで、似ているといえるほど似てはいないような感じがします。もし、似ているとするならば、それよりも、ドドンパ風にして、ヒットさせた和田弘さんの功績のほうを高く評価すべきだと思います。

また、私としては、歌詞の内容がとても気持ちいいと感じておりまして、この時代から以降の『愛がすべて』みたいな傾向の強まりを笑い飛ばすようなところが、とても腑に落ちますです。それは多分に、西欧的、あるいは一神教的な発想から、神を信ずるその思考回路、いわば考え方の簡素化というか、癖というかそんなものに近いものであって、劇的ではあっても、真実でもないと思ったりするわけであります。まあ、それを言っちゃあ、商業主義の世の中では、嫌われます。しかし、そんなこともどうでもいいです。

ちょっとだけ楽譜をご覧ください。オリジナルキーで統一しました。

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 楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。

お座敷小唄 トランペット楽譜
お座敷小唄  トロンボーン楽譜
お座敷小唄 アルトサックス楽譜
お座敷小唄 フルート楽譜

楽譜販売のご案内

こちらの楽譜は楽譜販売専門サイトPiascoreのこちらで販売中です。アルトサックス、フルート、トロンボーンの楽譜もございます。

演奏例

こちらが原曲とされている『籠の鳥エレジー』です。

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