楽譜のご紹介
この涙の連絡船は、既にご紹介している『アンコ椿は恋の花』が前年にデビュー曲として、大ヒットしていますが、その翌年1965年10月に出たヒット曲です。うなる歌声ということでいうと2曲目です。
この当時、テレビはまだ白黒が圧倒的に多くて、その中で、結構売れていたドラマに『七人の刑事』というのがありました。その名の通り、七人の刑事がいろいろな個性を放つ面白いドラマでした。このドラマの中で、容疑者を脅す役となだめすかす役があるのだということが広く知られたのではないかと思います。
この10年後ぐらいに、職質から放置自転車を乗り回していたことがばれて、警察に捕まったときに、同じような役割が本当の警察にもあるのだとわかって、驚いた記憶があります。一人がお前は何か見たことがあるやつだと、かまをかけ、もう一人が正直に話せばなんてことはないのだといい、押したり引いたり、当時は学生運動の盛んな時でもあったので、そんなことになったのだと思います。
おっと、話がどんどん脱線しますが、そのドラマの中で、2人の刑事が赤ちょうちんの中で、店主と話をしているとかかった曲が、この曲だったと思います。今、ヒットしている曲だと店主がいい、それを2人の刑事がきいているというシーンです。その唸るような感じがいいのだと店主が言うのです。ドラマの中でも取り上げるほど、当時はその歌声は特殊で、画期的だったように思います。それはともかく、楽譜をちらっとご覧ください。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
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