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【トランペット用ソロ楽譜】昭和歌謡シリーズ 「憧れのハワイ航路」岡晴夫 

 
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楽譜のご紹介

この「憧れのハワイ航路」は、戦後間もない、1948年(昭和23年)にキングレコードより発売された歌謡曲です。その2年後の1950年(昭和25年)映画化もされます。しかし、このたった7年前には、真珠湾攻撃があったわけで、そんな違和感を子供のころから感じていました。

その後、昭和30年代のアメリカのTVの放映が盛んになったころ、「ハワイアン・アイズ」という番組があり、筋肉むきむきの白人男性や魅力的な女性の姿、見たことのない自動車など、その生活様式や物量、ハワイらしい風俗などを見て、やはり天国に近いところなのかなあと思ったものでした。

その後1970年ごろ、そろそろ海外旅行する人が増えてきて、同級生の中にもハワイに行ってきたというものがいました。しかし、それは学校(私立の高校)が募ったお金持ちボンボンのツアーで行ったので、まだまだ、個人が自由に行き来するような時代ではなかったわけです。

ちょうどその時にドルショックが起こり、日本円の1ドル360円時代が終わり、その同級生は日本に帰るときに、ドルを円に替えたために、ソンをしたと言うことでした。

ちょっと話を戻して、ハワイ航路というぐらいだから、これは船旅になる訳です。1951年(昭和26年)戦後初めて「日の丸」をつけた飛行機が羽田から飛び立ったわけで、それも国内便でした。この曲の出来た昭和23年には、航空便などと言うのは想像できなかったと言うことでしょう。

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日本は敗戦国です。制空権など持っているわけもなかったし、戦闘機を作られても困るわけで、徹底的にアメリカにこの産業分野をつぶされたということです。アメリカはゼロ戦に心底、恐怖を感じていたのだろうと思います。そして、今や真珠湾攻撃というと、イメージとして、昨今のロシアのような無差別爆撃的なことを連想し、また、ある人が引き合いに出しましたが、基地を攻撃したのであって、ハワイの民間人や施設を狙っていたわけではないわけです。そして、このことを奇貨として東京大空襲や原爆を使用することを正当化することはできないはず。

だから、こそ、昭和23年のこの時に、日本人には、なんの後ろめたさもなく、憧れのハワイ航路などという曲を歌えたのだろうと思うのです。戦後生まれの私にとっては、不思議に思えたのは、もしかするとその後の戦後教育で、日本は卑怯な戦いをしたということが、刷り込まれたからかもしれません。というようなことはいいとして、またちょっと楽譜をちらっとご覧ください。


この楽譜は2ページにわたります。

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