楽譜のご紹介
昭和のある時期から、やたらとやくざ映画がどこの映画会社からも出るようになりました。そんなころの、この歌は、いかにも当時の時代を映していると思います。独特の節回しは、ほかにないような世界観で彩られる社会には、ぴったりという感じで聞いていました。今は、反社というキーワードですべて、忌避されていますが、ではなぜあの時代にあんなに盛り上がりを見せたのか・・・・。
とその前に、歴史的には、戦前には股旅物が大ヒットし、その系譜を受けて、しばらく新しい形のものがなかったのが、この時代に入って、徐々にその姿を現し人気を博したということらしいのです。
つまり、これは、日本人にあるDNAに起因しているのかもしれません。その足掛かりとして、1963年に鶴田浩二さんの主演で東映からヒット作品が出て、その後、不振となりつつあった映画会社がそのあたり方を見てまねしてたくさんできていくわけです。
うまくそこに乗り換えられなかったところと、うまくいったところといろいろな差が出てきたということです。高倉健さんが主演した『日本侠客伝』で東映はますます隆盛になってゆきます。ある会社は、ピンク路線へ、またある会社は怪獣モノなどへと転換していきます。その走りとなった時期の、この歌だったわけで、中学生だった私がわかるわけはなかった。
しかし、田舎で銭湯でたまに会うことのあった刺青の親分は、笑顔1つ見せずに、いつも淡々と体を洗っていて、多分普通の人ではないのだと思っておりました(当時はメジャーどころの組が地方まで手を出していない頃でした)。そんなことはいいとして、また楽譜をちらっとご覧ください。
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