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昭和歌謡メロディー譜 『北の漁場 』北島三郎

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楽譜のご紹介

 1986年、昭和でいうと61年ということで、ぎりぎり昭和の曲です。当時は、なんだかんだといっても、景気も良く、その景気の良さが経営者の手腕でもあるように錯覚して、企業全体が浮かれ始めていく時代のようでした。土地の価格も急激に高くなり、株価もうなぎのぼりとなっていきます。もうそこには、コスト意識も、質の追及もなく、ひたすら己を大きく見せるようなうわべの競い合いだけがあったように思います。

 当時は、団塊の世代が30代で、子供を作り、家を買い、車を買い、とにかくとにかく団塊世代に焦点を合わせれば、儲かる時代だったと思います。要は、簡単な時代で、隣の大きな国もまだ、勢いがなく、価格競争を推し進めるようなグローバルな動きもなかった時代で、社内預金なんかも今じゃ考えられないような高金利がついた時代でした。

 この曲を上げるにあたって、改めて詞を聞いてみると、そんな昭和の感じが残っています。この2年前に聖徳太子から福沢諭吉にデザインが変わったのが、1万円札です。聖徳太子時代はなかった混迷の時代がこれから続くということになります。

 やっぱり、聖徳太子でしょう、万札は。憲法改正もいいけれど、長い日本の歴史を考えたら、福沢さんではないでしょう。たとえ肖像画が違っていてもいいじゃないですか。聖徳太子よ、我に帰れ。・・・と思っていたら、今度は別の人になるようで、どうなるのでしょうか。

この出足のところのトランペットのところが吹きたくて、楽譜にしました。しかしオリジナルのキーですと2ページ目のようになり、結構難しいかも。

北の漁場 トランペット楽譜1ページ目
こちらが、トランペット用のオリジナルキーの北の漁場楽譜です。
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楽譜の販売サイトのご案内

販売サイトはこちらです→https://store.piascore.com/scores/26589
Piascoreという楽譜専門販売サイトになります。フルート、アルトサックス、トロンボーンの楽譜も同時に販売中です。

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アルトサックス楽譜
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フルート楽譜
北の漁場 
トロンボーン楽譜 トランペットと同様に、オリジナルキーの楽譜は2ページ目にあります。

演奏例

北島三郎 – 北の漁場

曲の由来など

「北の漁場」(きたのりょうば)は、北島三郎の歌。1986年6月5日にシングルが発売されました。昭和で言うと61年です。

『爆走デコトラ伝説 男人生夢一路』の挿入歌でした。
第28回日本レコード大賞最優秀歌唱賞受賞曲。
1987年(昭和62年)度の日本音楽著作権協会(JASRAC)発表による楽曲別の著作権使用料分配額(国内作品)では、「命くれない」「雪國」「男と女のラブゲーム」「時の流れに身をまかせ」に続いて年間5位にランクインされています。どうりで、何度も聞かされた曲との認識は当たっていたようです。

本楽曲が流行った1986年、フジテレビ系『オレたちひょうきん族』のタケちゃんマンのコーナーにおいて、明石家さんま、ラサール石井らがフライデー襲撃事件を起こし謹慎中の本来の主役、ビートたけし(北野武)を冷やかすギャグとして、森進一の『襟裳岬』や細川たかしの『北酒場』と合わせ、曲中の「北の~♪」という歌詞とたけしの姓を掛けた本楽曲の替え歌が用いられたことがあるそうです。

しかし、本楽曲で同年大晦日の『第37回NHK紅白歌合戦』に出場が決まっていた当の北島も、暴力団稲川会の新年会に招待されていたことが発覚、放送2日前の12月29日に出場辞退を余儀なくされ、同年度の年末年始は「たけし、北島のいない年末年始」となってしまいました。以来北島は紅白歌合戦において本楽曲を歌唱する事はありませんでしたが、それから22年後の2008年の『第59回NHK紅白歌合戦』において初めて披露される事となりました。

『北島三郎特別公演』などでは動く漁船のセットの上でこの曲を歌う演出が定番となっています。

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