楽譜のご紹介
『禁じられた恋』は、1969年にフィリップス・レコードからリリースされた森山良子さんのシングルです。作詞は山上路夫、作曲は三木たかし、編曲は高見弘さんが担当しました。この曲は、不倫の恋に悩む女性の心情を歌ったもので、累計売上は80万枚3または100万枚を超えるヒットとなりました。森山良子さんはこの曲で第11回日本レコード大賞の作詞賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも初出場しました。
森山良子さんは、1948年に東京都渋谷区に生まれたのだそうです。父はジャズ・トランペッターの森山久、母はジャズシンガーの浅田陽子さんでした。高校時代にジョーン・バエズのレコードに影響を受けてフォークグループを結成し、1967年に「この広い野原いっぱい」でデビューしました。
ジョーン・バエズというと反戦活動家ジですが、当時はベトナム戦争のさなかで、中学生の私にとっては、いろいろわからないことだらけでした。よくニュースなんかで報じられたのは、近隣諸国の仏教徒のお坊さんが何人も、ベトナム戦争反対で、焼身自殺する様子でした。テレビで見たのか、映画のニュースで見たのか覚えていませんが、衝撃的でした(もうやめてくれと思いました)。
そんな流れのあったフォークの活動でしたが、いつの間にか、商業ベースに飲み込まれて、テーマを社会的な問題から、恋愛などの青春ものに切り替えていったのだと思います。また、そういうフォークソングが若者受けしたのだと思います。一部のわかったふりした若者は常に少数派でした。
そして、当初はフォーク歌手として活動していた森山良子さんでしたが、1969年の「禁じられた恋」のミリオンヒットで全く違う人になりました。その後も「涙そうそう」「さとうきび畑」「あなたが好きで」などでヒットを生み、また、息子さんとの相乗効果で長生きされている歌手だと思います。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
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