【トランペット用ソロ楽譜】『夕陽は赤く』加山雄三

楽譜のご紹介

　加山雄三さんの『夕陽は赤く』という曲は、1966年に発売されたシングルレコードです。作詞は岩谷時子、作曲・編曲は弾厚作、加山雄三さんが担当しました。この曲は、若大将シリーズの第7作『アルプスの若大将』の挿入歌として使用されました。

　若大将シリーズとは、1961年から1971年まで東宝が製作した加山雄三主演の青春映画のシリーズ名です。このシリーズは、社長シリーズや駅前シリーズと並んで、1960年代の東宝の人気作品でした。私はまだ小学生から中学生ぐらいだったので、さほど興味はなかったのですが、この時、高校生ぐらいの世代の人には多大な人気があったようです。つまり、このシリーズは、大学生活を謳歌する主人公と、当時ボリュームゾーンの世代が大学生活を目前にしていたということと関係があると思います。というわけで、私はどちらかというと、少しスケベな駅前シリーズ、社長シリーズのほうが楽しそうに見えました。

　その後、何年かして、私も大学生になって、若大将シリーズはもう加山雄三さんではなかったと思います。後継に草刈正雄さんがやっていて、マドンナ役は関根恵子さんだったと思います…、というかその映画でエキストラのバイトをしました。確か、半日で５０００円ぐらいの破格のバイトでした。まあ、そんなこともあったなというぐらいに思い出します。

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演奏例