楽譜のご紹介
今も思い出したように再開されるドラマですが、やはり昭和の時代の成長期最後のドラマとしての印象が強いところがあります。その必殺仕置人の主人公と言ってもいい『中村主水のテーマ』になります。
当時も子供はヒーローものにあこがれていたわけですが、一方大人はこんなドラマを見ていたということで、大人も子供も大した変わらないのがわかります。いい例が当時人気の『水戸黄門』で、あれは子供の戦隊もののようなものだと思います。
そのころ日本は経済成長期から円熟期となって、バブルに突入していくのですが、そうするとなんでも金が一番という感じになっていくのが、私でも感じられた時代でした。そして、会社の中でも、効率とか費用対効果などが後回しになり、とにかく土地バブルのように早く手を打って大儲けしようというような風潮になった気がします。何となく、そんな風潮にこれでいいのかという風に思っていました。
今は、そういった社会の不正や矛盾などをSNSなどで個人が告発したりできますが、当時はそれは無理なことでした。そんな一見、好調に見える社会の中に、力でなんども押し切ろうとする、あるいはごまかそうとする風潮を感じていた人は多かったはずです。それがこの『必殺』を成功させた原動力になったのでは…。なんて、どうでもいいので、楽譜をご覧ください。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
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