【奏法さすらい記】トランペットのアンブシャーを作るための方法、鉛筆の方法をさらにわかりやすく、説明します。

奏法さすらい記
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A standard, unsharpened wooden pencil is generally used for this routine. Form your saturated embouchure as if to buzz and place the tip of either end of the pencil between your compressed lips – NOT BETWEEN YOUR TEETH. While pointing the pencil in a forward, horizontal manner, strive to support it with only the “pinching power” of your lips. Do not become discouraged if the pencil falls to the floor. In practically all cases a great deal of perseverance is required. As soon as sufficient pinching power of the embouchure formation has been achieved, the prescribed drill will no longer present a problem. Initially, do not attempt the embouchure pencil support for more than a few seconds at a time – it is extremely strenuous. After each attempt has been completed, remove the pencil from between your lips, drop your jaw, open your mouth, exhale and relax. You will feel the results of your workout throughout the lower part of your facial area; this is correct. The amount of time consumed for each workout may be extended; however, it is vital that you accomplish this by degrees.
http://www.wilktone.com/?p=1517からの引用です。原文をつけたのは、英語が間違えていたら困るので、・・・。

つたない英語力で文章を翻訳してみます。英文解釈を公表するのは大学の授業以来のことなので、多少、意訳があると思いますが、大意をつかんでいただければいいかと。英語が堪能な方は、直接読まれた方がいいでしょう。

標準的な、削っていない鉛筆がこのルーティンでは一般的に使われている。あたかもバズイングするように、そして、しっかり閉じた唇の間に鉛筆の先をあてがって、湿ったままの唇のアンブシャーを作りなさい。歯の間ではない。鉛筆を前方へ、水平になるように、あなたの唇の挟む力でだけで、鉛筆を支えるように努力しなさい。鉛筆が床に垂れてきてもくじけてはならない。実際にどんな場合でも、大いなる忍耐が要求されるものだ。充分なアンブシャーフォーメーションが達成できるや否や、まもなく今までやっていた既定の練習に何ら難しさを感じなくなるだろう。最初のうちは、一度に数分以上、鉛筆を保持するのはよした方がいい。それはあまりに行き過ぎだ。キチンできたら、そのたびに、唇から鉛筆を放して、口を開けて、息を吸いリラックスしなさい。あなたのトレーニングの結果があなたの顔の部分の下の部分から感じられるようになるだろう。そうなれば、正しい方法でおこなわれている。各練習ごとにかかる時間が、さらに増すことになるかもしれない。けれども、進捗状況に応じてあなたがこの方法を成し遂げることが極めて重要なことなのである。

この内容は、私が以前から紹介している本の内容と若干違っていますが、基本的なことは同じなので、ご紹介します。つまり、その基本的なところとは、顎の力を使ってはいけないということです。このウェブページの中には写真もついていますので、さらによくわかると思います。ただ、私が以前にもこのサイトを訪れていろいろ参考にしたのに、なぜか、この鉛筆の方法については、素通りしていたということです。まさに、見れども見えず状態でしょうか。その時が来ないうちは、まったく意識できないということなのでしょう。

このページには、あまり細かい内容には触れていません。探せば、多分他にもいろいろあるでしょう。Youtubeにもいろいろあるようですが、ヒアリングは英文解釈よりもっと私にとってはハードルが高いので、残念ですがご案内できません。というか、それ以前に日本人でもっと体系的にであれ、部分的にであれ、そこら辺を詳しく語る人がいないのだろうかと、とても残念に思ってしまいます。

今の私の鉛筆の方法の状況は、最終段階に入って少し足踏み状態です。最初のつまずきは鉛筆をくわえる時間が1分半から2分に行くとき、そして、2分半から3分に行くとき、3分半から4分に行くとき、という風になってきています。この段階ごとに、1週間延長してその時間をトライしています。だから、いまだに終わっていません。

そもそも、この手の技術は、本を読んだからといって、そのままその通りうまくいくはずがないという過去の経験からして焦ってはいません。若い時は、すぐに絶対的なものをほしがり、絶対であってほしいという願望を対象に求めたりしましたが、今はそもそも、相手に理解させないあんたが悪いか、自分がその器ではないのかのどっちかでしかないという気持ちになれます。

ただ、バズイング(マウスピースを当てずに)でも、2オクターブ近くがやっとだったのが、3オクターブ近くまでに音域が広がり、安定してきています。あとは、それが演奏時にどんな場面でも活用できるようになるにはどうすればよいかということです。ここが、週2回から3回の練習で克服できるのか問題です。併せて、スーパーチョップスの方法とのつながりはあるのかどうか。どんどん話がややこしくなりますが、それでも技術が上がれば本望です。

やれることはどんどんやる、これが、趣味の強みです。失うこともなく、試されることもない。ただ、今回この記事から、まったく荒唐無稽な理論ではないことだけは確かなようで、やり方が少しずつ違うようなところはあっても、事実、成果が上がっていますので、やる価値はあるのではないかと思います。特に、毎日練習できない方で、まだ、充分の技術になっていない方は、優先すべき内容かもしれません。少なくとも、私には有益でした。

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