昭和歌謡メロディー譜『チャンピオン』アリス

楽譜のご紹介

　この曲は１９７８年の年末にリリースされたものです。当時思ったのは、何度もダウンして、何度も起き上がってくるボクサーということで、私の知っていた範囲で、この曲がヒットする数年前に活躍した輪島功一さんのことかと思ったのですが、違っていました。『カシアス内藤』という人です。

　この曲のカテゴリーがフォークとなっていますが、どこまでがフォークの範疇なのかよくわからなくなっていたのも当時の状況だったと思います。アコースティックのギターを持っていたから、フォークなのか？そんな感じ。

　当時のフォークは南こうせつやさだまさしなどのうんと内向きな女性的なメロディーがかなり幅を利かせていたように思います。吉田拓郎などの男性的なものもありましたが、それにしても世界観が内向きで、メロディーもどちらかというと単調でリズムも少し飽きた感じがしていた頃でした。そんな中、まさに『漢』を感じるこの曲が登場しました。

　『漢まつり』という吹き出しそうな変なタイトルのプロレス興行がありましたが、そんな感じがあります。下の動画の内容を描いたのかどうかはわかりませんが、当時のこの試合、汚いクリンチもほとんどなく、本当にきれいな試合だと思います。本当に馬鹿正直に戦いあっている。

それでは、楽譜をちらっとご覧ください。

　楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。

楽譜販売のご案内

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演奏例