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この曲には、ピアノ曲と管弦楽曲とがありますが、ピアノ曲はパリ音楽院在学中に作曲した初期を代表する傑作であり、ラヴェルの代表曲の1つと言えます。
ラヴェルはこの曲を自身のパトロンであるポリニャック公爵夫人に捧げ、1902年4月5日、スペインのピアニスト、リカルド・ビニェスによって初演されました。
この曲は世間からは評価を受けたが、ラヴェルの周りの音楽家からはあまり評価されませんでした。ラヴェル自身もこの曲に対して、「大胆さに欠ける」、「シャブリエの過度の影響」、「かなり貧弱な形式」と批判的なコメントをのこしています。その後行われた演奏もテンポが遅く、だらけたものでした。
この曲の『パヴァーヌ』とは、何なのか?Wikiをしらべてもなんとなくぼんやりとしかわかりません。結婚式の新郎新婦の行進にあるようなもったいつけた歩きにその名残があるみたいなことが書かれていましたので、そんな格調高い風のステップを持った踊りとでも理解したらいいのでしょうか。それを題材とした曲がこの曲ということでしょう。