楽譜のご紹介
1983年発表曲だそうです。今見るとおかしなところがいっぱいある映像ですが、当時は最先端だったのだと思います。この当時は、サーファー人気も出てきたところで、そんなことも反映しているのかもしれません。
この後、徐々に土地の値段が上がっていき、バブルへと突き進んでいきます。完全に世の中をなめ切った、緊張感のない幼稚な感じの曲やファッションが蔓延していったように思えました。そんな現象が世の中、浮かれると出てくるのだなあと今思っています。今は死語の『昭和元禄』という言葉もあったように思います。
そんなことはいいとして、いつものように、この楽譜をチラッとお見せします。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
楽譜の音見本
販売サイトのご案内
販売サイトはこちらです。Piascoreという楽譜専門販売サイトになります。フルート、アルトサックス、トロンボーンの楽譜も同時に販売中です。
演奏例
曲の由来など
1983年発表 小田裕一郎作曲
「CAT’S EYE」(キャッツ・アイ)は、杏里の13枚目のシングル。 1983年8月5日発売。発売元はフォーライフ・レコード。
表題曲「CAT’S EYE」は、テレビアニメ『キャッツ♥アイ』の前期オープニングテーマとして使用されました。
デビューから5年経過後にリリースされたこの曲は、有線放送や各ラジオ局で注目されると徐々にレコード売り上げを伸ばし、その後オリコン、ザ・ベストテン、ザ・トップテンで1位を獲得。1983年の年間シングルチャート6位にも入るなど大ヒットし、杏里の存在を広く世に知らしめ彼女の代表曲の1つになりました。
また、同年の第34回NHK紅白歌合戦でも披露され、翌1984年春には、第56回選抜高等学校野球大会入場行進曲にも選出されています。アニメの主題歌がセンバツの入場行進曲に選出されるのはこれが初めてでした。
杏里は日本テレビ側から直々にこの曲を歌ってほしいと言う依頼を受けましたが、レコーディング直前まで大変難色を示し、歌詞を見てはこんな歌を歌わされるのかと悔し涙が止まらなかったという。そして、レコーディング直前にも「やっぱりこんな歌歌えない」と言ってスタジオを飛び出し、ドタキャン騒ぎまでおこします。
しかし、当人の意思に反し、楽曲は思わぬロングランでの大ヒットを記録。杏里本人も現在では「その後の自分にとって大きな意味を持つ曲になったので、とても大切な曲」と語っています。
ジャケットは二つ折りになっており、アニメのセルイラストが描かれている方が表ジャケット、杏里本人の写真が写っている方が裏ジャケットになります。写真は前シングル「Lady Sunshine」とオリジナルアルバム「Bi・Ki・Ni」の別ショット写真を採用していました。
初回プレス盤には杏里とキャッツアイの特製ステッカーが封入されていました。現在では(アニメの特番以外で)「杏里のヒット曲」として紹介される場合は、杏里本人の写っている裏ジャケットの方で紹介されることが多い。
2010年2月18日からは森三中がキャッツ♥アイの3姉妹に扮して話題になった「toto BIG」(スポーツ振興くじ)のCMソングに採用され、10月23日から放送の最終シリーズには杏里本人が登場しています。
映画「居酒屋兆治」にて、ヒロインの大原麗子が病死する場面のバックに、街の喧騒として本曲が流れるシーンがありました。