楽譜のご紹介
ずっと、この曲が庄野真代によるものだと思っていましたら、いつものあの人、筒美京平さんのものでした。この当時、私はテレビを持っていなかったので、たまに入る食堂や町で流れる音として認識していました。とにかく、『飛んでイスタンブール』というのが、気になるというか、奇妙な感じがしました。オイルショックなどもありましたので、中東関係のオイルを何とかすべく、商社のビジネスマンが交渉に行ったのかなあなんて、適当なことを考えていました。イスタンブールが遠すぎて、具体的なイメージがわかず、『兼高かおる♡世界の旅』というテレビ番組で見た中東のバザールの風景しか浮かびませんでした。
この曲の前奏や後奏のエキゾチックな感じがとてもいい。当時は円高傾向になり、海外旅行も徐々に増えつつあるという時代背景もあって、このような曲をレコード会社が意図したのだということです。その後、同じ流れで『異邦人』なんかも作られ、世に出たのだろうと思います。異邦人のほうがさらにエキゾチックな感じの前奏になっています。ベリーダンスをしたくなるような、あるいは、ラクダに乗って砂漠の中の街を闊歩するようなそんな情景が想像されます。その後、さらに円高が続き、若い?女性社員なんかが、友達数人でイスタンブールに旅行するということも昭和60年代には出始めました。まあ、それはいいとして、楽譜をちらっとご覧ください。
庄野真代 飛んでイスタンブール トランペット楽譜
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