楽譜のご紹介
この曲は1968年のリリースです。歌っていたのはザ・リガニーズでした。しかし、今思うとダサい名前です。もともとが早稲田大学のバンドサークルの仲間で作ったバンドということです。歌はもちろん知っていました。歌ったこともあります。各メンバーは解散後はそれぞれ音楽関係やそのほかの道を歩んだそうです。中には所太郎さんのように、リポーターとしてテレビに出ていた人もいました。
その所さんを知っているという早稲田出身の先輩の社員がいました。世間は狭いようで、その先輩も何か学生バンドをやっていたみたいな話をしていたのですが、全く興味のない話だったので、スルーしていました。で、今回調べて、やっとその先輩が言っていた話がつながりました。この曲を歌っていた人々は、いい青春の思い出になったのだろうと思います。
当時はまだ、新宿西口の今はありませんでした。新宿駅地下のバス乗り場の連絡通路ではフォーク集会などもあり、西口には淀橋浄水場の跡地がまだ埋まらずに、ようやく京王プラザビルができたくらいでした。西口駅前では、京王百貨店のビルが一番高いビルでした。当時の光化学スモッグのどんよりとした空には、覆いかぶさるようなビルは一切なく、隣の駅(大久保駅)のその先の、早稲田の理工学部のビルが抜きんでて高いビルで、新宿駅をちょっと出ると、遠くからも見えたぐらいでした。
70年安保が近い時代で、団塊世代がうじゃうじゃいましたので、町中に若者があふれていました。そんな時代の学生が作った歌で、そんな感じがよく出ていて好きな曲です。それでは、いつものように楽譜をちらっとご覧ください。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
楽譜販売のご案内
こちらの楽譜は楽譜販売専門サイトPiascoreのこちらで販売中です。アルトサックス、フルート、トロンボーンの楽譜もございます。楽譜をクリックすると販売サイトにとび大きな画像で見られます。