楽譜のご紹介
この曲は、1963年11月から開始されたテレビアニメ「エイトマン」の主題歌として発表され、その後もいろいろな形で聞かれる曲となりました。当時は、サイボーグという考え方が斬新で、番組もよく見た記憶があります。
印象的なのは、当時のテレビ番組の多くがそうであったように、スポンサーがたくさんつくのではなく、1社が大々的にその存在をアピールしていくというものでした。この番組には丸美屋が付いていました(記憶によれば…)。そして、この当時の新製品として、「のりたま」を大々的にアピールしていたと思います。さらに、その商品の中にエイトマンシールを入れていて、そこも人気を沸騰させたのではないかとおもいます。
多分、このあたりの時代は、シールが大人気で、エイトマンの前には、明治製菓のマーブルチョコの中にアトムのシールが入っていたと思います。私自身は小学生でしたが、あまり集めるというところまでは熱心ではなかったと思います。それよりも、アトムではちょっと感じられなかった大人な劇画、もう少し現実的なアニメという感じがエイトマンのいいところでした。
活性剤というのがあって、バックルから出してタバコのように吸うことによって、エネルギーを補給するというのも面白い発想で、駄菓子屋に売っているタバコの形をしたハッカの菓子を代用してその気になっていました。このタバコを吸うようなしぐさがまた大人でひきつけるものがあったのでした。
そんな番組は、作家だったか誰だったか、関係者が銃刀法違反で捕まり、あえなく番組中止となりました。結構ショックを受けた記憶があります。そして、曲に関しては、この曲を歌っていた歌手が、その後殺人事件を起こすというショッキングなこともあり、番組自体は再放送など、あまりメディアで取り上げられることがなくなったのですが、その時期を経ても曲だけは生きていました。巨人の原辰徳の応援歌としても利用されていました。そんなこんなのこの曲の楽譜を少しだけどうぞ。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
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