楽譜のご紹介
ザ・スパイダーズの『夕陽が泣いている』という曲は、1966年9月15日に発売された彼らの7枚目のシングルです。作詞・作曲は浜口庫之助で、編曲はチャーリー脇野とザ・スパイダーズが担当しました。この曲は、海の夕焼けを背景に別れを惜しむ恋人たちの心情を歌ったバラードで、ザ・スパイダーズの代表曲のひとつとなりました。発売当時は120万枚を超える大ヒットとなり、日本レコード大賞の金賞を受賞しました。また、この曲は世界でも発売され、アメリカでは『The Sad Sunset』というタイトルでリリースされました。
グループサウンドとは、エレキギターやエレキベースなどの電気楽器を中心に数人で編成される、演奏および歌唱を行うグループのことです。欧米におけるベンチャーズやビートルズ、ローリング・ストーンズなどのロック・グループの影響を受けたとされ、1967年から1969年にかけて日本で大流行しました。グループサウンドの呼称は、1965年に寺内タケシがブルージーンズのジャンルを「グループ・サウンドだ」と答えたことが起源とされる説や、1966年に若者向け芸能雑誌「週刊明星」がこれらのグループや音楽を総括して「グループ・サウンド」と呼び始めたことが広まった呼称とされる説などがあります。
しかし、当時の受け止めとしては、その当時のビートルズの圧倒的な旋風をまねたものとしての認識のほうが強い気がします。しかしうまく消化できる状況ではなかったので、なんかほかの要素も交じって日本的になった感じです。ただ、その人気はこれまたビートルズの人気の物まねなのか、女性ファンが失神するという事態まで発生し、それをマスコミが大きく取り上げることもありました。実際に、この時、私は田舎の中学生でしたが、近くにある飛行場に深夜、『ザ・タイガーズ』が来るという情報を得た同級生の女子中学生が迎えに行って、補導されたという事件が起こりました。ただし、来たのは『阪神タイガーズ』でした。当時はそんなレベルの情報しかなかったのだと思います。
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