楽譜のご紹介
『そして、神戸』は、1972年に発売された内山田洋とクール・ファイブの14枚目のシングルです。作詞は千家和也、作曲は浜圭介が担当しました。この曲は、第15回日本レコード大賞で作曲賞を受賞しました。歌詞は、神戸で失恋した男性の心情を表現しています。神戸の港や街の風景が描かれており、悲しみと寂しさが感じられます。クール・ファイブの元メンバーである前川清は、この曲をNHK紅白歌合戦で4回歌唱しています。
独特な歌い方が当時は印象的で、直立してフリのないスタイルがとがったナイフのようで、記憶に残っていたのですが、その後、お笑い番組などで姿を見ると、ただのおふざけ兄ちゃんだった。もしかしたら、あの歌声で歌手になろうという気にはふつうはならないので、途中で売れるために手を加えたのではないかと思われます。
例えば、園まりさんのように、クラシック志向だったものが、途中で方向を変え、キーが低いために、多分、あの歌い方になったのだと思いますが、そんな感じかな。それと、本人のふざけた性格で、九州人によくいる自ら憑依して歌うその行き着いた先が、あの姿ではないかと思ったりして・・・・。
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