楽譜のご紹介
『島のブルース』は、1963年にリリースされた三沢あけみと和田弘とマヒナスターズのシングル曲です。作詞は吉川静夫、作曲・編曲は渡久地政信さんによります。渡久地政信さんが少年時代に過ごした鹿児島県の離島「奄美大島」をテーマにしたご当地ソングであり、イントロに加わっている「指笛」は、渡久地さん自身の実演です。この曲の大ヒットで、三沢あけみさんは第5回日本レコード大賞の新人賞を受賞し、第14回NHK紅白歌合戦にも初出場しました。現在も三沢あけみさんの代表曲のひとつであり、懐メロなどの歌謡番組でよく披露されていま2。
三沢あけみさんは、1945年6月2日生まれの演歌歌手・女優です。というか、ずいぶん年上だったのだということで、いつ見ても若かった印象が強い人でした。それと、もともと女優だったことを知りませんでした。1959年に東映ニューフェイスに合格し、テレビドラマ『笛吹童子』で芸能界デビューしたのだということです。私の田舎では放映されていなかったので、わからなかったのも当然です。その後、映画や時代劇で活躍しました。
1963年にビクターレコードから『ふられ上手にほれ上手』で歌手デビューしましたが、放送中止となりました。そこんとこをテリー伊藤さんとの対談で『私は17歳という年齢なりに一生懸命歌ったんですけど、なんか「お色気がありすぎる」って言われて、「咲いた咲いた つぼみが咲いた られた折られた散らされた」ってところがダメだって言われて放送禁止に・・・・。
同年4月に『島のブルース』をリリースし、大ヒットを記録しました。
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