楽譜のご紹介
『精霊流し』は、さだまさしの代表曲のひとつで、1974年にグレープとしてリリースされたシングル曲です。この曲は、さだまさしの母方の従兄が水難事故で亡くなったときの精霊流しの光景をモチーフに、故人の恋人だった女性の心情を綴ったものです。さだまさしはこの曲で第16回日本レコード大賞の作詩賞を受賞しました。
ここで歌われている精霊流しですが、長崎のお盆の行事ということは知られていますが、精霊というのは言った何なのか。ふつうは灯篭流しというのではないのか。という漠然とした疑問を当時から持っていました。まあ、似たようなものか、などと納得させて、面倒くさくて気にしなかったのですが、わかりました。精霊流しは、亡くなった人の霊を船に乗せて海に送り出すことで、灯籠流しは、川に灯籠を流すことだそうで、両方とも、亡くなった人の霊を送り出すことらしいのですが、海と川の違いなんでしょうか。
もう20年近く前かもしれませんが、この『精霊流し』は、さだまさしの自伝的小説としても書かれ、テレビドラマや映画にもなりました。テレビでたまたま見たのですが、1970年代前後の若者たちの純粋さとその痛ましさを感じて印象的でした。
ただ、このさだまさしが世の中に送り出す物語性ありありの曲というのはどうも長い間好きにはなれませんでした。今は、そんなことはどうでもよくなったので、好きでも嫌いでもないですが、この曲の前奏部分はむかしから好きです。
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