楽譜のご紹介
小椋佳さんの『さらば青春』という曲は、1971年に発売された小椋佳のデビュー・シングルです。 この曲は、小椋佳が東京大学在学中に書いた日記をもとに作詞・作曲したもので、自身の青春時代の思い出や失恋を歌っています。 この曲は、当時のフォークソングやニューミュージックの流行に合わせて、アコースティック・ギターを主体としたシンプルな編曲で、小椋佳さんの深い声と切ない歌詞が印象的です。
小椋佳さんは、日本のシンガーソングライター、作詞家、作曲家で、1944年に東京都で生まれ、東京大学法学部を卒業後、銀行員として働きながら音楽活動を始めました。1971年に歌手としてデビューし、その後「シクラメンのかほり」「愛燦燦」などのヒット曲を生み出しました。また、多くのアーティストに楽曲を提供し、アニメや校歌などの分野でも活躍しました。
私も、当時、誰が歌っているのか、わからないけれど、すがすがしい感じのするいい曲だと思って聞いていました。 当時はメディアというとテレビとラジオだったので、テレビで全く見かけないという歌手やグループはたくさんいて、それがむしろ商業主義の体制に媚びることなく活動する格好のいいことのように思われていたと思います。したがって、割と当時の曲の売り方は2極化が起こっていたのだとも思います。
大学生になって、同級生に小椋佳さんを尊敬していると語るやつがいて、結局、彼も卒業後は都銀ではありませんが、地銀に努めるようになりました。東大を出て、一流銀行に勤めながら、曲を作るということに、えらく感心していました。私はこの時点で、初めて、『そうなんだ』と知りましたが、さらに驚いたのは、楽譜が読めないことでした。東大を出て、楽譜が読めない?、怠けるんじゃないよ、努力しろよ、と思ったりして、…。でも、知っているからできるというわけでもないから、ありうるかなあとも思っていました。
また、世代的には当時のフォークの多くの人と同様に団塊の世代の人だと漠然と思っていたのですが、生まれは1944年ということですから、戦中に生まれたということで、結構先輩です。
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