楽譜のご紹介
この曲は、1960年ということで、昭和でいうと35年で、もう半世紀を超えた過去の曲になってしまいました。今は、このような曲調の曲など聞くこともなくなりました。最初は、ザ・ピーナッツの曲として認知されていたと思います。
そもそもが、前年のNHK歳末助け合い運動の一環として、作成されたのだそうですが、そういえばなんかそんなのがあったかもしれません。当時はNHKテレビは今より数倍影響力を持つメディアだったと思います。そこが後押ししたので、売れないわけがないわけでした。どうも、なんか左翼的なところを感じる曲です。ロシア民謡のような、当時の若者たちにも人気のあったであろう感じです。上に掲載したyoutube動画は、倍賞千恵子さんですが、今聞くとこちらのほうがしっくりするような感じです。
動画のろうそくがなんともいい。昔は、よく停電があり、ろうそくは常備していましたが、そんな停電が子供のころ、大好きでした。テーブルを囲んでろうそくを中心に家族が集まる、そんな和やかな雰囲気が好きでした。もうあまりかまってくれなくなった母も顔を突き合わせて、自分のことを見てくれている、それだけでうれしかった。そんな小さな幸せを歌っているような感じがして、懐かしい曲です。とまあ、個人の感想はいいとして、楽譜をちらっとご覧ください。
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