楽譜のご紹介
『北の宿から』は、1975年に発売された都はるみの67枚目のシングルです。作詞は阿久悠、作曲は小林亜星という豪華なコンビによるもので、140万枚を超えるヒットとなりました。この曲は、第18回日本レコード大賞や第7回日本歌謡大賞などの大賞を受賞し、史上初のダブル受賞を達成しました。また、1976年の紅白歌合戦では、都はるみが紅組のトリとして歌唱しました。
歌詞は、恋人と別れて北国に残された女性の悲しみと未練を描いており、別れた男性のセーターを編むというシーンが印象的です。では、この当時、手編みのセーターを編む人はいたのかというと、多分いたでしょう。少なくとも、身内にもマフラーをまらったというものもいました。まあ、マフラーぐらいなら当時は結構いたと思います。
この曲は、フレデリック・ショパンのピアノ協奏曲第1番の第1楽章の冒頭部との類似が指摘されていますが、作曲者の小林亜星は意図的には参考にしていないと述べています。
まあ、似ているともいえますけど、もっと似ている曲は山ほどあるので、わざわざこんな部分的なところをまねて作るなんてことはないでしょう。なおトランペットとトロンボーンの楽譜はオリジナルキーだと吹きにくいので、別のキーをご用意しています。そして、2ページ目にオリジナルキーを置いてあります。
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