【トランペット用ソロ楽譜】昭和歌謡シリーズ 桑田佳祐『チャコの海岸物語 』Trumpet sheet music

トランペット用昭和歌謡曲楽譜

楽譜のご紹介

 この曲がヒットしていた(1982年)頃、ちょうど鎌倉の近く、正確には、交通渋滞で悪名高い原宿交差点の近くに住んでいました。都内での生活が長かったので、辞令をもらって、東海道線に乗った段階ですでに都落ち感覚でいったところ、どうもこの辺に住んでいる人は、この辺が都のような感覚があるようで、不思議に感じました。

 そこで、数年を暮らしましたが、まだ、当時はここまでコンビニができておらず、深夜スーパーもなく、アパートには風呂がついていないのが普通で、とても不便な思いをしました。都内のように、定食屋があるわけではなかったので、酒の飲めない私は、365日中、350日ぐらいをファミレスで夕食という状況で、生活破たんしていましたが、多分、この生活もいつまでも続かないだろうという漠然とした希望があって、その生活が続いてしまいました。

 そんな中で、この曲が流れるのを聞いていて、今の自分とは関係ない曲だなあという実感でした。その後、さらに地方に飛ばされて、いよいよ生活ができなくなった段階で、車の免許を取ることにしました。そう、車の免許は都内で生活する時点では全く必要ではなかったので、というか駐車場が高すぎて持つことができないので、取らなかったということと、多分、将来、車の免許なんか不要になる時代が来るだろうという変な思い込みがあったからでした。

 都内に住んでいた時に、近所の駄菓子屋が突然、買い物をしても袋にいれなくなりました。いわく、オイルショックの影響で、今後は資源が枯渇しないように当店では、袋に入れないのだという。この手の先走り、思い込みと同じようなことを私はしていたということです。

 その後、バブルの時には、まったく逆のことを考えて、このままでは、家を持つことができないということで、バブルの絶頂期に家を買って、バブルの塔となってしまいました。桑田佳祐にしては演歌調の流行歌っぽくて、何とも切ないところが今となってはしみるのでした。ちょっと、話が長すぎました。さっそく楽譜をチラッとご覧ください。

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演奏例

曲の由来など

「チャコの海岸物語」(チャコのかいがんものがたり)は、サザンオールスターズの14枚目のシングル。1982年1月21日発売。発売元はビクター音楽産業(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント) / Invitation。
1988年6月25日にCD化、1998年2月11日にも8cmCDとして、2005年6月25日には12cmCDで再発され、計3回再発売されています。

同年の年末にはアーティストとして全日本有線放送大賞最多リクエスト歌手賞を受賞、この曲で同賞の最多リクエスト曲賞も受賞し、大晦日には1979年以来3年ぶりに『NHK紅白歌合戦』にも出場しました。

同曲で1979年に「いとしのエリー」で出場して以来、2度目の紅白出場となったサザンでしたが、演奏が始まるや、ボーカルの桑田が国民的歌手とまで言われた三波春夫(サザンの1つ前の位置で歌唱)を真似ながら登場します。三波は同番組の常連であり、この時も同じ会場に居合わせていました。派手な着物と顔は白塗りといった格好で、演歌調で歌い、曲の間奏中に「神様です」「受信料は払いましょう!」「裏番組はビデオで見ましょう!」などの発言をし、後半部は松田以外の男性メンバーがひしめき合って歌うなどのパフォーマンスを行いました。

当時は現在と違い非常に厳粛な雰囲気であった紅白の中で、桑田のパフォーマンスは視聴者から大バッシングを受け、NHKに詫び状を書かされる事態となりました。桑田は「詫び状なんか書くくらいなら二度と出ない!」という趣旨の発言もしていますが、翌1983年にも「東京シャッフル」で3度目の出場をしています。

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