楽譜のご紹介
島倉千代子さんの「人生いろいろ」という曲は、1987年に発表された演歌・歌謡曲です。TBSのテレビドラマ「三どしま」の主題歌として制作されました。作詞は中山大三郎、作曲は浜口庫之助が担当しました。この曲は島倉千代子さんの代表曲となり、オリコンチャートで最高16位、累計売上は130万枚に達しました。また、日本作詩大賞、メガロポリス歌謡祭演歌大賞、日本レコード大賞の金賞・最優秀歌唱賞・作詞賞など、数々の賞を受賞しました。この曲は、人生の苦楽や恋の喜びや悲しみを歌ったもので、多くの人々に共感を呼びました。島倉千代子はこの曲を「第2のデビュー曲」と思っていたそうです。
島倉千代子は、1938年に東京で生まれた演歌・歌謡曲の歌手です。1955年に『この世の花』でデビューし、以後『東京だョおっ母さん』『からたちの小径』『愛のさざなみ』などのヒット曲を多数発表しました。NHK紅白歌合戦には28回出場し、6回紅組トリを務めました。日本レコード大賞や日本作詩大賞などの数々の賞を受賞しました。歌手生活60周年を迎えた2013年に『からたちの小径』を発表しましたが、同年11月に肝不全で亡くなりました。
私がこの曲をはっきりと認識したのは、やはり、年金未納問題で、当時の小泉首相が「人生いろいろ、・・・」と国会答弁したときでした。そういえばそんな曲があったなあとその時思い出し、そんな言葉がぴったりの島倉さんの半生を思い出しました。詳しく知っていたわけではありませんでしたが、度重なる借金問題に、苦しまされて、何度か話題になっていました。
最初は、1963年に結婚相手の借金の保証人になって、8億円です。当時ラーメンは100円ぐらいじゃなかったかと思います。そして、今度は、恋仲の某氏に実印を利用されて、13億円。そして、さらに占い師の内縁の夫に興行権を握られたという、どこまで人を信じちゃうのかと思うものでした。
島倉さんは1938年の東京生まれだということです。私が田舎から東京に来た時に、みんな忙しそうに街中を動いていて、まったく人間味を感じませんでした。子供心に、どんよりとした孤独感を感じたことを思い出します。しかし、親戚のおじさんから紹介された下町の家族のうちに行ったときに、歓迎されて、その優しさや心遣いに感動したのを覚えています。北野武さんの子供の頃の実話をドラマにしていた時の、あんな感じでした。田舎よりももっと優しくて、排他的でもない、そんなところが島倉さんにあったのかもしれません。
トランペット、トロンボーンの楽譜は3ページにわたります。最初は吹きやすいキーにしていますが、2ページ目以降にオリジナルキーを配置しています。 楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
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