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昭和歌謡メロディー譜『舟唄』八代亜紀

昭和歌謡曲楽譜(in Trp,Trb,altsax,flute)
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楽譜のご紹介

 1979年発表です。作曲は浜圭介さんです。駅・Stationという高倉健さんの映画のワンシーンの紅白のテレビシーンにも映っていたそうです。しかし、この曲の途中挿入曲のダンチョネ節は、神奈川県あたりのものだそうです。勝手に北の海をイメージしていますけれど、そうではないのかもしれませんし、まあ、大体でいいのではないかという趣旨で取り込んだのか定かではありません。似たような曲で石狩挽歌があり、こちらのほうが雰囲気はあると思います。


 それはいいとして、この曲ももちろん著作権有効ですので、イメージだけの紹介になります。

 楽譜はトランペット(全2ページ)、アルトサックス、フルート、トロンボーンの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。

舟唄 全2ページ 
アルトサックス楽譜
舟唄 全2ページ 
フルート楽譜
舟唄 全2ページ 
トロンボーン楽譜
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販売サイトのご案内

販売サイトはこちらです。Piascoreという楽譜専門販売サイトになります。フルート、アルトサックス、トロンボーンの楽譜も同時に発売中です。

演奏例

曲の由来など

1979年(昭和54年)発売です。作曲は浜圭介。舟唄』(ふなうた)は、1979年(昭和54年)5月25日に同日発売された、八代亜紀のシングルおよびアルバム(2枚組)の名称、および、両者に収録された表題曲です。

八代の代表曲のひとつ。1979年の発表当時のものは八代のハリのある高い声に合わせて曲の音程も高く(イ短調)、曲調も速めの3分57秒ほどで作られていましたが、2000年以降発売されるCD等では八代の年齢による変化にあわせて当時のものより音程がひとつ低く(変イ短調)、曲調も4分20秒ほどのスローテンポで再録されたものが中心となっています。

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八代の歌としては初の男歌であり、テイチクとしてはこの年の日本レコード大賞を狙う目的で発表しました。阿久悠作詞の本曲を初めて八代が聴いた時、最初のフレーズを聴いただけで「必ずヒットする」と直感したといいます。

本曲は元々、『スポーツニッポン』に連載していた「阿久悠の実践的作詞講座」の美空ひばり編の教材として作られたものを、過去に阿久と『街の灯り』(歌・堺正章)を創作して以降、作曲家として起死回生を狙っていた浜圭介が曲を付け、八代が歌うことになったのでした。

歌詞は「勇波節」ないしは(アンコの)『ダンチョネ節』からの本歌取をしています。八代が歌うことになった際、このダンチョネ節の部分の歌詞は書き改められました。ダンチョネ節は神奈川県の俗謡として花柳界で歌い慣わされていたもの。ダンチョネ節には様々な歌詞バージョンがあり、直接は特攻隊節やザ・ピーナッツ、小林旭のダンチョネ節と言葉廻しや世界観は近いですが、作品や世界観は独自のものです。

1979年の第21回日本レコード大賞・第10回日本歌謡大賞にノミネートされましたが日本レコード大賞は金賞、日本歌謡大賞は放送音楽賞止まりとなり、翌年『雨の慕情』で双方とも大賞受賞となります。発売当初の売上は当時の八代のシングルとしては低調でしたが、発売年の紅白で八代が大トリで歌唱して後、年明けからは売れ行きが加速してい行きます。

1981年に製作された映画『駅 STATION』(降旗康男監督/東映)の劇中では、居酒屋で高倉健と倍賞千恵子が見ている紅白で八代が歌う場面が挿入されていました。

1 991年、三共株式会社(現・第一三共)・新三共胃腸薬のCMのBGMとして使用され、このCMでは、後に「反省猿」として話題になった「次郎(2代目)」が登場し、内容は酒を飲みすぎたことを反省する人間に扮した次郎が、雪景色の中『舟唄』に乗って、新三共胃腸薬のパッケージによりかかり「反省ポーズ」をするというもので、この年の全日本CMフェスティバル・優秀賞を受賞しました。

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