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昭和歌謡メロディー譜 『バラ色の雲』ヴィレッジ・シンガーズ

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楽譜のご紹介

 1967年発表の曲です。このビレッジシンガーズですが、メインボーカルがウォーカーブラザーズのボーカルみたいに声がよく、その割には貧弱な体形で、そのギャップがいつも見ていて、興味を引いていました。

 当時、男性用化粧品のMG5などが発売され、中学校でも坊主頭から、長髪に数年前から変更になっていた時代です。このビレッジシンガーズは七三わけの見本みたいに見えました。それまでの丹頂トニックやポマードといったおじさんの使うものから、がらりと変わりました。団塊の世代が社会人や高校生になったあたりで、化粧品会社はターゲットとしたのが、この世代で、男性用の整髪料の拡販が目的だったのだと思います。私も、高校生の兄の使っていたMG5をさっそく使ったのを覚えています。

 それは、何も整髪料にとどまらず、平凡パンチもこの年に創刊となります(前年に週刊プレイボーイ)。私はまだ中学生だったので、見たことはないのですが、なぜか家にあったように思います。まさかオヤジが買ったとは思えないので、たぶん兄が買ってきたのだと思います。

 そんなことはいいとして、いつものようにチラッと、楽譜をご紹介します。Piascoreという楽譜専門販売サイトになります。

 楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。

バラ色の雲 トランペット楽譜
バラ色の雲 トロンボーン楽譜
バラ色の雲 アルトサックス楽譜
バラ色の雲 フルート楽譜

前奏のところがこの曲も特徴的です。(楽譜に間違いがありましたので、訂正しました。)

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楽譜販売サイトのご案内

販売サイトはこちらになります。楽譜の見本は、トランペット用ですが、アルトサックス、フルート、トロンボーンの楽譜もございます。

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演奏例

曲の由来など

『バラ色の雲』(バラいろのくも)は、1967年8月1日に日本コロムビア(CBSコロムビアレーベル)から発売されたヴィレッジ・シンガーズの楽曲です。

作詞は橋本淳、作曲は筒美京平である。通算3枚目、メンバーとスタイルを一新し新メンバーでの第1弾シングルとなりました。

『バラ色の雲』というフレーズは、与田凖一を父に持つ橋本が、学生時代に書生のような形で出入りしていた檀一雄などの巨匠たちから学んだ「抽象的な言葉を投げかけて大衆の想像力を喚起する。」という極意をベースに生まれたものだとされています。

担当ディレクターはコロムビアのCBSコロムビア邦楽(CBS JAPAN)部門所属の泉明良で、1967年6月に、泉のコーディネーションの下、日本コロムビアのスタジオでレコーディングが行われました。旧メンバーでの録音が済んでいたものの、リーダーである小松久のたっての希望で新メンバーに拠って録り直されました。

ボーカル担当である清水道夫のムーディな声質を前面に押し出した楽曲で、オリコン(非公式チャート)最高位2位、60万枚を売り上げるヒットとなりました。

1978年にはCBS・ソニー(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)から両A面シングル『バラ色の雲/亜麻色の髪の乙女』として再発売されました。

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