楽譜のご紹介
チェッカーズ『涙のリクエスト』は、1984年にリリースされたチェッカーズのデビュー曲です。作詞は売野雅勇、作曲は芹澤廣明が担当しました。この曲は漫画『ホットロード』の主人公ジムとジェーンの別れをイメージして書かれたと言われています。 チェッカーズはこの曲で第26回日本レコード大賞新人賞を受賞しました。 この曲の歌詞は、別れた恋人に最後のリクエストとして電話でラジオに流してもらった曲を聴かせるという内容です。
当時もそして今も思うのですが、改めてみたら本当におかしな恰好をしています。しかし、これは売らんがための会社の方針だったようです。もともとは、デゥーアップやオールディーズなどを得意としていたバンドだったようです。
当時、そのひと昔前の若者とちがい、はっきりした否定の対象がなくなり、より内向的に、身内(学校・家庭)の暴力に走るものがたくさん出てきたという印象でした。若者の解放された感情の噴出が、理屈をこねくり回さなくても、許される環境となり、どんどん幼稚化していったのがこの時だったと思います。というか、最近ネットで言われるように、幼稚化というよりは、顕現化されたということだと思います。そんな雰囲気を感じさせるこの曲です。
ある意味、アメリカ映画の『アメリカングラフィティー』やもっと前のジェームス・ディーンの『理由なき反抗』などに感じられる豊かになったからこそ生まれた閉塞感みたいなものが背景にあったのではないかと思うのです。このおかしなファッションを見るたびにそう思います。まあ、今となってはどっちでもいいです。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。フルート以外はちょっと吹きにくいので、オリジナルキーを2枚目以降にしています。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
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こちらの楽譜は楽譜販売専門サイトPiascoreのこちらで販売中です。フルート、アルトサックス、トロンボーンの楽譜もこちらで販売中です。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます