楽譜のご紹介
『哀しみ本線日本海』は、森昌子さんの代表曲のひとつです。1981年にリリースされた37枚目のシングルで、作詞は荒木とよひささん、作曲は浜圭介さんです。この曲は、日本海沿いの町で暮らす女性が、恋人と別れて故郷に帰る男性を見送るというストーリーを歌っています。歌詞には、日本海縦貫線や日本海という列車の名前が登場しますが、実際には日本の鉄道には「日本海」という路線名は存在しません。
森昌子さんはこの曲で、1981年末の第32回NHK紅白歌合戦に出場し、初めてトリを務めました1。その後も、2001年末の第52回NHK紅白歌合戦などでこの曲を披露しました。この曲は、演歌や歌謡曲のファンだけでなく、多くの人々に愛されています。競作も多く存在します。私は、てっきりほかの演歌歌手の歌だと思い込んでいました。
個人的には、うなったりしないその伸びやかな歌声が好きでした。途中、引退して、長い間現役ではなかったせいか、復帰後はやはり往時のあの歌声は戻ってきませんでした。いろんなジャンルを歌っていましたが、その時感じた地声でのびやかに響く歌声が印象的でした。
曲としては、前奏の感じ、列車の感じ、雪の感じなど、様々な場面が思い浮かぶものがあり、ぜひ吹いてみたくなる曲です。
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