楽譜のご紹介
この曲は、1948年昭和23年7月にリリースされた古賀メロディーの一つです。昭和23年ですから、戦後すぐになります。
この年あたりに私の父が結婚しました。だからでしょうか、この曲が非常に好きでした。個人的にも、近くに温泉地があり、なおかつ親の言いつけによる結婚であったために、思いを寄せいていた彼女とは結婚できなかったという不幸が、この曲を記憶にとどまらせたのかもしれません。
時代は混迷期にあったわけで、復員する兵士や自暴自棄になった若者たちも多かったのだろうと思います。そんな思いから、割と資産があった良家?のおぼっちゃま、お嬢様だったので、変な虫が付かないうちに結婚させるということが両親の思惑にあったようです。
母も自分の結婚式で初めて父を見るぐらいの感じで、まだ18才(昔は数え年ですので、正確には17才)でした。
父が若いころ、ギターの前奏部分をよく弾いていました。が、譜面も読めず、その部分しか弾けなかったのですが、非常に感情をこめていたのを思い出します。
そして、私の世代でも、テレビの懐メロで、近江俊郎さんというとても感じのいいおじさんが歌っていて、記憶に残っています。また、この娘さんは私と同世代であり、結構かわいかったのも記憶に残っています。そんな古い曲です。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
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