楽譜のご紹介
『サウスポー』は、1978年にリリースされたピンク・レディーの7枚目のシングルです。作詞は阿久悠、作曲・編曲は都倉俊一が担当しました。歌詞は、当時のプロ野球のスター選手である王貞治をモチーフにした野球選手と女性投手の対決を描いています。この曲は、ピンク・レディーの初のオリコン初登場1位を獲得し、第9回日本歌謡大賞の大賞やベストアクション賞などを受賞しました。シングルの累計売上は180万枚という大ヒットとなりました。この曲は、高校野球の応援歌としても定番であり、多くのアーティストにカバーされています。
ただ、当時としては、私の感想ですが、下り坂の王選手という印象だったので、ちょっと意外な感じがした記憶があります。名声は確かにありました。しかし、若いときのような一本足で、拳銃の引き金を引くようにして打ち出す感じが、だんだんなくなって、後世伝えられる映像のような、背中を丸めた窮屈そうなフォームになっていたように思います。素人なので、見た目しかわかりませんが…。ということで、この曲がヒットした年の成績はどうだったかというと、
- 打率:.300(リーグ9位)
- 本塁打:39本(リーグ1位、8年連続)
- 打点:118点(リーグ1位、8年連続)
- 出塁率:.408(リーグ2位)
- 長打率:.640(リーグ1位)
- OPS:1.048(リーグ1位)
- 出塁数:247個(リーグ1位、12年連続)
下り坂でこうですから、いかにすごかったか…。この年、800号を達成しました。なぜ、下り坂といったかというと、ホームランが40本いかなかったことと、打率です。王さんにはそこまで要求されていたということだと思います。そして、この曲の投手のモデルがいたそうで、前年のオールスターでパシフィックの投手、下手投げの左腕投手・永射保はカーブで、王選手から三振を取りました。それを見た阿久悠が着想して出来上がった曲だということです。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
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