楽譜のご紹介
この曲は、倍賞千恵子さんのデビュー曲で、1962年昭和37年のリリースになります。そして、これが大ヒットとなったということで、映画化もされました。デビュー以前の倍賞千恵子さんは、歌がうまく、のど自慢あらしだったということですが、それと同じく、劇団にも入っていたということで、当時、曲がヒットするとそれを題材に映画化されるというのは常でしたが、その流れにも乗りやすかったのだと思います。
歌手だけなら、主題歌を歌うために、途中のカットで出てくるぐらいですが、こちらの下町の太陽の映画ではもちろん主演として出ています。舞台は今の小岩のあたりのいわゆる荒川付近の下町、ですが、今も下町のエリアです。曲のほうは、当時、はやっていた歌声喫茶で盛んに歌われていたロシア民謡に似た感じになっています。まだ、社会主義が資本主義と拮抗するぐらいの勢力だと思われていた時代ですから、資本主義の完勝とわかる90年代以降の拝金主義とは違い、清く正しく美しく、そして貧しくとも…みたいな価値観があったのだと思います。社会主義的な思考を持った若者とかインテリと呼ばれる人もいっぱいいて、ロシア民謡なんかもそんな運動の一環として、大いにうたわれていた時期でもあります。この曲でも、「よろこびと 悲しみを うつすガラス窓」のあたりのフレーズは明らかにロシア民謡的です。ではそんな曲の楽譜をちらっとご覧ください。
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