楽譜のご紹介
『夏休み』は、吉田拓郎の代表曲のひとつです。1971年にライブ・アルバム『よしだたくろう オン・ステージ ともだち』で初めて発表されました。その後、様々なバージョンがアルバムに収録されています。
この曲は、吉田拓郎が幼少期に過ごした鹿児島時代の夏の風景を歌ったもので、反戦歌ではないと本人は否定しています。逆に言うと、反戦歌として認識したもいたようですが、その理由が、この歌詞の中に、「広島の夏はいつも雨が降る」という一節があることが理由の一つです。このフレーズは、広島に原爆が投下された日が雨だったことにかけていると解釈され、原爆や戦争に対する抗議のメッセージと見なされました。
フォークソングは確かに、当初は反戦的なものとか社会の矛盾を突くものとかありましたが、吉田拓郎に関しては、そんな政治的なメッセージは全く感じられませんでした。
この曲は、多くのアーティストにカバーされており、特にメロン記念日や平川地一丁目のバージョンは有名です。また、TUBEの『あー夏休み』は、この曲をヒントに作られたと言われています。
当時、高校生だった私はテレビもラジオも触れていなかったので、まったくこの曲についてしりませんでした。大学生になって、吉田拓郎が好きなやつがいて、それで耳にして、こんな曲があるんだと思ったくらいです。フォークというよりは今風に考えるとラップに近い感じの妙な歌というのがその時の感覚でした。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。クリックすると販売サイトに飛びます。
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