楽譜のご紹介
恋の町札幌(昭和47年) 浜口庫之助作詞作曲です。ちょうど、1972年の札幌冬季オリンピックがアジアで初めて開催されるということで、札幌をテーマにした曲が結構出ていたということです。その曲の中で、トワエモアの曲が一番、売れたのではないかと思います。ずばり、札幌オリンピックのテーマソングとなっていました。その当時の札幌五輪の合言葉は『ようこそ』札幌ということでしたが、これは多分東京五輪の『こんにちは』に対抗する感じで提案されたのでしょうが、あまり人気にはなりませんでした。
前回のグルノーブルオリンピックの時には、ジャン・クロード・キリーが『白い恋人』という名の映画の主役級の扱いでしたが、といっても記録映画ですが、そのまた前の前にはトニー・ザイラーという人が脚光を浴び、その後、故障もあり、若くして、引退し、黒い稲妻というキャッチフレーズでスクリーンデビューしました。
そんな派手なことを期待した札幌五輪ですが、やはり元はヨーロッパの裕福な貴族のお遊びという感じで、ジャンプ以外は全く日本は活躍できないで終わってしまいました。音楽もグルノーブルの『白い恋人』などのような感傷的な曲ができるわけでもなく、なんとなく終わった感がありました。この恋の町札幌も一時カラオケで歌われましたが、それよりも似た感じのブランデーグラスのほうがはやった気がします。その後、こちらも時代とともに忘れられた感がします。そんな、忘れられつつある曲の楽譜をちょっとだけどうぞ。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
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