楽譜のご紹介
松村和子の『帰って来いよ』という曲は、1980年にデビューした演歌歌手の代表曲です。作詞は平山忠夫、作曲は一代のぼるで、津軽三味線をギターのように弾く独特のスタイルが話題になりました。青森県の岩木山を舞台にした切ない恋歌で、日本レコード大賞の新人賞や日本有線大賞の最優秀新人賞などを受賞しました。68.3万枚のセールスを記録し、オリコンチャートでは最高5位にランクインしました。この曲で1980年末のNHK紅白歌合戦にも初出場を果たしました。
第一印象は、なんだ?これ。主にそのスタイルが今までにないものだったので、そう感じました。が、結構元気いっぱいで歌う姿がなんとなく応援したくなるような感じでもありました。年がいくつだったか全く見当がつかなかったのですが、当時まだ18才だったそうです。
そのいでたちに違和感を感じていたのですが、しかし、この当時は、『竹の子族』と言われたわけのわからない格好の若者たちがいたので、その要素も入っちゃったのかもしれません。
この年、発売されたものとしては、ポカリスエットがあります。そして、その後の機能性飲料や食品などにつながっていくのだと思いますが、まだ、コンビニもあんまりない時代なので、それほど身近なものでもなく、ましてや水を買うなどという習慣はもちろんありませんでした。そして、最近(当時)、セブンイレブンで売っているおにぎりについて、新潟出身の会社の同僚は、絶対に買わないと宣誓していました。後年でも平成の米騒動の時は、タイ米ですら、捨てることに葛藤し、躊躇したという私自身の経験がありますが、そんな日本人の心に脈々として受け継がれていたものがあったように思います。
しかしながら、そんなことも10年足らずですべてが変わってしまいました。
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