楽譜のご紹介
題名にあるように、75というぐらいで、1975年開始で、7年も続いたテレビシリーズのオープニング曲です。
まだ、主役の丹波哲郎さんも霊界の案内人であることがそれほど知れていないときだったように思います。むしろ、007に出演した日本人俳優という記憶のほうが強かったように思います。
私にとっては、このテレビシリーズは、ザ・ガードマンやキー・ハンター、おまけするならプレイガールなどといったシリーズの続編的な印象で、あえて見るほどの新鮮さもなく、あんまり見ていませんでした。
ただ、この手のテレビには、なかなか印象的な音楽がついていたということだけは確かで、それぞれ印象に残っています。ということは、いいとして、さっそく楽譜のチラ見をご覧ください。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
エンディングテーマのほうはこちらからどうぞ→Gメン’75のテーマ 面影
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演奏例
曲の由来など
1975年から始まったTBS系のドラマ、Gメン75のテーマ曲です。その後7年間続きました。
陽炎が立ちこめる中、メンバーが滑走路を横一列に歩く構図と各人のアップを映したタイトルバック、バックに流れる菊池俊輔作曲の「Gメン’75のテーマ」、そして芥川隆行による、「ハードボイルド Gメン’75 熱い心を強い意志で包んだ人間たち」のナレーションは視聴者に強烈な印象を与えました。最初のオープニングのタイトルバックが撮影された時はまだバーデイー大作戦の放送時でした。
タイトルバックで有名なシーンは、当初は羽田空港での撮影が予定されていましたが、撮影許可が下りなかったため、東京都品川区八潮5丁目の道路や海上自衛隊館山航空基地の滑走路で行われました。路上の白文字は、白く塗ったベニヤ板を並べることで作られていました。
なお、本作の新番組予告編ではレギュラー出演者が下記のキャッチフレーズと共に紹介されていました。
「ビッグな男・ゴッドファザー・丹波哲郎」
「ガッツな男・原田大二郎」
「ハッスルする男・岡本富士太」
「パッショナブルな女・藤田美保子」
「ハードな男・倉田保昭」
「コミカルな男・藤木悠」
「クールな男・夏木陽介」
あまりにも古い。
このオープニングタイトルを演出したのは、当時東映の社員監督だった小林義明。以後、メンバーチェンジごとに新しくオープニング映像が撮影されました。