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【アルトサックス用無料楽譜】シュトラウス(II)『南国のばら』(StraussIIRosen aus dem Suden)Altosax sheet music

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西欧でのバラの意味

ばらは西欧ではギリシャ・ローマ時代からずっとテーマにされ続けている花です。日本ではそれほどもてはやされたりはしないのですが、日本の今の時期ですと、アジサイ的な感じと、春先の桜の感じが合わさったようなものなのなのでしょう。曲からのイメージとしては、南国イタリアの風にそよぐようなバラの花があるように思います。
もっと詳しくバラをたどっていくと、ギリシャ時代にその記述は始まります。そして、エジプトのクレオパトラがこよなくバラを愛していたということもあり、その後、ローマ帝国の中にもブームが来ます。そして、皇帝ネロはバラ狂いといわれるほど趣向を凝らして、バラにのめりこんだといいます。時代は下って、十字軍の遠征により、小アジアのバラの品種がヨーロッパ全域に広がりました。その後、中世に至ると、そのバラに特殊な意味を込めるようになります。つまり、マリアの血としてのバラ。そんなことで、教会でしか栽培できないような位置づけを与えられ、一般的なものでなくなります。やはりそのほかの風俗同様、ここで、ルネッサンスの時に再び、バラが解放されます。そして、19世紀になって飛躍的に栽培方法と品種の拡大が起こり一大ブームになったのでした。そんな西欧社会とバラの関係があったわけです。

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