【アルトサックス用無料楽譜】ブラームス『ハンガリー舞曲第4番』(Brahms, Hungarian Dance, No.4)Altosax sheet music

クラシック曲集
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演奏例

楽譜のご紹介

楽譜が変でしたので、入れ替えました(2022/4/08)。

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曲の由来

ブラームスは1850年代の前半に、エドゥアルト・レメーニの伴奏者としてドイツの各地で演奏旅行を行い、その時にレメーニからジプシー音楽(ロマの民族音楽)を教えられて魅了されます。それ以来ブラームスは、それをハンガリーの民族舞曲と信じて採譜を続け、1867年に出版社のジムロックに最初の6曲を送って拒否されています。

結局それらを含む第1、2集が1869年に出版されると大好評となり、1880年に第3、4集が刊行されました。
『ハンガリー舞曲集』に作品番号は付いていません。これが自作ではなく、伝統音楽の編曲にすぎないことをブラームスが慮ってのことでした(とはいえ、第11曲、第14曲、第16曲の主題は、完全にブラームスの創作であったらしい)。

のちにレメーニは『ハンガリー舞曲集』の成功を知ると、これが盗作であるとしブラームスを相手に訴訟を起こしました。結果はブラームスが「作曲」ではなく「編曲」としておいたことが幸いして、ブラームスが勝訴しました。

ブラームスは自分の『ハンガリー舞曲集』の成功に自信を得て、アントニン・ドヴォルザークに『スラヴ舞曲集』を作曲して収益を得るように助言しています。もっともドヴォルザークは編曲ではなく、民族舞曲の性格と特徴を取り入れ、自作の主題によって曲集をまとめ上げています。なおドヴォルザークは、『ハンガリー舞曲 第4集』を管弦楽用に編曲しています。

1番と5番はすでに上げていますが、4番というのはなじみがなかったのですが、今回、上げることにしました。

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