1968年のリリースで、グループサウンズ全盛時の曲です。60年代前後のロカビリーと70年直前のグループサウンズ、どこか似ている感じがします。ただ、洋楽の取り込み方がだいぶこなれてきたという印象があります。
当時、この曲はオリコン週間シングルチャート第1位(1968年7月8日-7月15日付)で、印象に残る曲ではありました。調べてみると、ザ・タイガースの「花の首飾り」がヒットし、その次にこの曲がヒットしているという状況です。当時、ビートルズの楽曲をまねたようなクラシックっぽいところが好きでトランペットでよく「花の首飾り」を吹いていました。
後年、30代の時に、4,5歳年下の同僚数人とスナックに行ったときに、グループサウンズばかりを嬉しそうにカラオケで歌っていたので、意外な気がしました。やはり小学生の時に触れる曲というのはなかなか影響力があるのだと改めて気づいたことを思い出します。人によって、それがピンクレディーだったり、キャンディーズだったり、ということですが、グループサウンズということでは、一寸影が薄くなった気がします。
もうすでに、グループサウンズの面々も70代に入っていますから、当然です。この曲を歌っていた萩原健一さんもなくなっています。当時のグループサウンズはミリタリールックといって、その後のツッパリ制服(または特攻服)に多分影響を与えたであろうものでした。今、思い出すと現在では、ホストの制服みたいな感じにも見えます。そして、ビートルズの影響による長髪ということで、田舎の中学生にもそれなりの影響を及ぼしていました。といっても、ちょっと長め風の髪のスタイルで、それを生徒指導の教師が注意するというぐらいです。ただ、その2年ぐらい前までの先輩たちは、丸坊主でしたので、ずいぶん変わりました。そして、当時はコンバースのバスケットシューズが何でか流行っていて、スラックスは折り返しのないストレートタイプで、学ランのカラーをつけないというのがちょっと不良ぽくていいとされていました。
そんなことはいいとして、いつものように、また楽譜のかけらを見ていただきます。
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