日本の歌謡曲とタンゴというのは、古くて興味深い関係があるようで、この『夜のタンゴ』も私が知るところであるということです。いつ知ったのか定かではありませんが小学生の時にはしっていたのではないかと思います。1937年のドイツ映画の挿入歌だったようです。
そもそも、タンゴがなぜこんなにはやったのか。それは古い歴史があることが分かりました。なんと昭和の初期の段階で最新のダンス音楽として取り入れた人がいたということです。詳細の裏を取ったわけではないですが、勝海舟の孫にあたるなんとか男爵という人が、ヨーロッパ遊学中に虜になり、持ち帰ったレコードがもとになったということです。その後の流行はどの国も一緒ですが、ラジオ放送が始まったことに深くかかわっているようです。まあ、よく調べたことでもないので、噂話ぐらいに聞いていただいて、さっそく楽譜をチラッと見ていただきます。
音見本はこちらです。→00000.43.mp3
販売サイトはこちらです。←リンク先閉鎖のため、只今、受け入れ先を探しています。残念ながら、この曲の権利関係不明で、販売できないようです。